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母は言った。
「森山君は、良くも悪くも自分の世界で生きる人なのよ。
あなたにしても、新しい彼女にしても、同じことなの」
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お母さんにいわれて、おばあちゃんちにいく。

気分が乗らなくて、鬱々とした気分だったけれど、
傘を差してYUIを聴きながら懐かしい道を歩く。
わたしは、いったいどこにいるのだろうと考えながら。

おばあちゃんちの近くは、そのままの雰囲気で
すこしだけ変わったところがあったとしても、そのままだった。

YUIのまっすぐな言葉を耳に、うっそうとした庭に入る。
昔よりもうっそうとした庭。薔薇が、知らないうちに育っている。
たくさん花をつけていて、それはそれはうらやましい。
ぐみの木の葉っぱ裏には、虫。

お母さんより先に到着して、おばあちゃんを見ている。
それから、階段を上って自分たちの空間へ。
八畳には、着物がたくさん並べてあった。
もちろんのように、アルバムを開く。
ほとんど記憶のない時期の写真たち。
ひとつだけ、自分の記憶に引っかかる一枚を見つけて泣き出しそうになる。
保育園の何気ないヒトコマ。

お母さんの話をきくと、保育園のころのわたしは
ずいぶん明るくて無邪気な子供だったらしい。
マイペースではあったようだけれど。
小学校のころの自由帖の口調も明るい。
友人たちのことばかり書いてあるけれど、
ちょっとだけクラスのことも書いてあって驚く。


お母さんと、アルバムを見ながら昔話。
ディズニーランドにいった写真で、わたしは乗り気でなかったことを覚えている。
でも、それがなぜだったかはまったく覚えていない。
そのとき、お母さんは娘がちょっと離れてしまった感じがして
どうして? このあいだまで仲良しだったのに! と
戸惑ったのだそうだ。
子供というのは残酷だ。無自覚なのだから。

ときおり、子供が自分の知らない顔をしたり
思春期で自分から離れる瞬間に、母親母親なりに驚いていたのだ。
変化を母親のせいばかりにしていた自分を恥じる。
母親が変わって、自分が変わったと思っていたのだ。
そうじゃなかった。


まーちゃんがきて、また話す。
すべてが美しい世界など望むべきもないのだろうけれど、
自分の立っている世界はそんな悪いもんじゃないのだ。
帰り道は泣き出しそうだったけれど、わたしは深い愛情を知っている。
しあわせでいっぱいの撮影会。
朝早かったのに、終えた時間にはすっかり満ちた気分で。
やっぱり、大切な人がしあわせの渦中にいるということはすばらしいのだ。
ふたりの永遠を願ってしまう。
このふたりの子供になりたいなぁという気持ちとか。
笑っちゃうけど、そのまんま。

あのひとがいう
はじまりがあればおわりがある
という言葉。
だけど、永遠を信じたい瞬間があるだけで
人はしあわせなんじゃないかな。
ふたりに永遠がないというわけではなくて、
たとえそれが終わってしまうとしても、永遠を信じる瞬間は
とっても美しいとほんとうにこころから感じられた日。


それだけで、いいんじゃないかな。
ひまになると、しみじみ。
逢いたいなぁ。
考えるのはいいことだけど、
考え込むのはよくない。
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